AURA、とらドラ8、断章のグリム
【AURA】
- 作者: 田中ロミオ,mebae
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/07/19
- メディア: 文庫
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不思議系少女とのボーイミーツガールだが、
この作品に出てくるのは単純に妄想に取り付かれてる奴だったというのが
他とは違うところ、テーマは中二病。
戦わなきゃ・・・現実と!という話。
電波的な彼女の雨をパワーアップさせた感じだろうか。
まぁ雨は堕花の家系とかあるが、こっちは本気でそういう要素ないけど。
現実と妄想の区別はしっかりしましょう。
話は変わるが、作中にあまり現実に存在する固体名を出すのはどうだろうか?とか思った。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」がニュースサイトの固有名詞を出して、
それに釣られるようにサイトに取り上げられているのを見ると、
効果的な宣伝であるというのもわかるが、
正直、あざといなとも思ってしまう。
この作品でも灼眼のやらマリみてやら出てるが、そこは出す必要があったのだろうか?
舞台設定が現代だからと言ってわざわざ出す必要性はない物もあると思うわけで、
必要以上のギミックは狙いすぎ感が見えちゃいますね。
まぁ、ちょっと思っただけなんで別に良いんだけどさ。
【とらドラ8】
- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
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こういうタイプのキャラを好きになるのは珍しいと自分でも思う。
前巻大河が自覚し、この巻で竜児に発覚。
次はどうなるのか気になりますね。
それはそうとアニメ、もうすぐですね
http://d.hatena.ne.jp/cloverleaf24/20080730/p1
同じような考えを持つ人がいてくれて嬉しいです。
【断章のグリム】
- 作者: 甲田学人,三日月かける
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/04/10
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マイナーなグリム童話を選んだと言うだけあって、
初めて聞く話でした。
今回は意識して現実に即した悪夢を描いているようで、
過度のグロ描写は抑えられています、列車に撥ねられてミンチになるくらいです。
とりあえず、現状の配役予想としては素直に考えれば、
臣が王子様。
琴理か一真が花になった女の子。
梢枝さんがお妃様かな、鴉は天からの使いの鳩の変形だろうか。
雪野さんは御殿の料理番。
じゃぁ、王子を連れ去った料理番は琴理とかの親父?
死んだ人が黒犬に変わっていることを考えれば、
死んだのは全員悪い料理番という事も・・・
今回は蒼衣は配役無しかな。
まぁ潜有者次第で配役はずれるから当たらないだろうけど。
悪夢から生還した千恵が話に絡んでくるかが気になります。
配役は無さそうだけど、断章詩がお披露目にならなかったんで下巻待ちかな。
泡で対象を溶かす断章だったら攻撃力は高そうだ。
まぁ、鋏ねーちゃんには負けるだろうけど。
しかし、相変わらず雰囲気がある・・・
行間を読む人ならば恐怖倍増だろう、そこが良いんだけど。