紅牙のルビーウルフ4(?)、化物語(上)
いつも思うけど、本に栞って必要ないよね。
一気に読めば勿論必要ないし、時間を空けたって、どこまで読んだかくらい覚えてるし
どこまで読んだか忘れるくらい時間が立ってたら、最初から読むしね。
以下、いつもの感想
【紅牙のルビーウルフ4(?)】
紅牙のルビーウルフ〈4〉皓白の反旗 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 淡路帆希,椎名優
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/10/20
- メディア: 文庫
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多分、4巻目。
シリーズ初の巻跨ぎの話、「図ったな!シャア!」で終了したんで、まぁ後味ワルス
まぁ、裏切ったのが主要登場人物だから、多分次の巻で「お、おまえはー」で仲間に戻るんだろう。
嫌いじゃないんだけどねぇ、このシリーズ。
【化物語(上)】
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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西尾のいーたん新作。
今度は化物の話。舞台は九州のどっかの街、京都じゃないだってー!と驚いたのは俺くらいですか、そうですか。
化物に襲われて困った高校生を冴えない中年男が嫌味を言いながらアドバイスをして助けてくれる話。
主人公はその中年に困ったちゃんを紹介してあげる高校生なんだが、
いーたんの描く主人公と言えば「捻くれ者、どっかぶっ壊れてる、ネガティブ、人間嫌い」とか、まぁそういう感じだったが、
今回は何とも、正統派の良い人です。ちょっとは西尾節が聞いてる部分はあるけどね
今作の後書きにも書いてあるけど、メインは化物よりも登場人物達のグダグダの会話シーンらしい。
今までとは、ちょっと違った西尾節を楽しめる感じ。
ところで、俺が主人公の中で気になったのは、2人の妹の兄貴であると言うことです。
いーたんの描く登場人物の兄は8割以上はシスコンです。
零崎一族は狂ってるほど家族愛が強いです。
出夢は自分でシスコンと言い切ってます
萌太君は妹のために笑顔で死にます。
りすかの兄もシスコンです。あんま覚えてないけど
きみぼくの主人公なんて、近親相姦一歩手前です。
これには作者の拘りが感じられてなりません。
というわけで、化物語の主人公も多分シスコンです。
作中で「シスコンじゃない」って書いてたけど、多分シスコンです。
そこは化物語(下)に期待しようと思う。
\(^o^)/オワリ