著作権と感想33

著作権非親告罪化、断念の方向か】
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_5f93.html


という訳で、著作権侵害の非親告化は無理だろって方向になってるようです。
あんな著作権ヤクザどもの事しか考えてない法律が通ったら暴動もんだと思ってたが、
とりあえず、通らなくて良かった。あと、カスラックしねよ

著作権の主張は手段。ホンネはネットオークションが嫌なのだ。

「税金滞納者から差し押さえた美術品等の著作物を、国税庁がネットオークションを利用して公売する時に、著作物を画像を使って紹介するのは「公衆送信」にあたるので、権利者の許諾がいるのでは?」ということ。国税庁徴税課は日経の取材に対して、「写真掲載が権利者に具体的不利益をもたらすとは考えにくい。許諾を取る必要はないと考えている」「絵画の写真は斜めから撮影するなど、作品そのままの構図ではない」などと主張している。この国税庁の理屈が通用するなら、いままでネットでNGとされていたことがいろいろできるようになってしまうわけで、ホントにそれでいいの? と思うのだが……。まあ、国税を揶揄するよりも、著作権を厳密に運用すると国ですら困る(笑)、という非常に面白い実例が提供されたことは意義深い。

それでは何にビックリしたのかというと、委員との質疑である。委員の方より「画像がネットオークションにアップされることによっ>てどのような経済的な不利益・損失が有るのか?」という質問があった。委員の方は直接は言わなかったが、荒い画像(縦・横最大>>600ピクセル)がアップされることにどれほどの問題があるのか? ということを言いたかったではないのか? と推察される。これ>に対して、財産権ではなく「自分の著作物がネットに掲載されるされないは人格権の問題だ」とでも言えば良かったのに、ものすごい>直球を事務局長の方は返してしまった。つまりこうだ、「そもそもネットオークションは、決められている相場を全く無視して取引が>行われている。こうした価格破壊は困る」……、事務局長ぶっちゃけ過ぎ。これには中山主査も「二重価格の問題を著作権法で解決す>るのは難しいのでは?」と苦笑しながらコメントしていた。
(同人誌文化研究所7月20日記事引用)


と、まぁ全文読むのは大変だろうから気になったのを抜粋したが、要は著作権に厳しくしたい奴等は、
著作権者の権利を護りたいんじゃなくて自分のとこの利益を護りたいだけなのだ。
これはカスラックとかが露骨に示してる事だが、法律を作る理由が全く消費者に向いてない。
こんなの通るわけねぇ!と思うが、通ってしまいそうなのが現実だった。
だが、上の人達にもしっかりとした人間は居るようだ、頑張って池沼の台頭を食い止めて欲しい。
良かった、本当に良かった。うん、カスラックしねよ


話は少し違うかもしれないが、「コピーは10回まで」や「視聴率が落ちたのはWiiのせい」も頭が悪い。
音楽業界もTV業界も売り上げが落ちているのを違法コピーや外部の要因に原因を求めすぎだ。
自分のとこのコンテンツが糞みたいなクオリティになっているが原因と全く認めない。
娯楽が増えて、消費者に選択肢が多く生まれれば音楽やTVへの比重が軽くなるのは当然。
流出する顧客を繋ぎとめるための努力もせずに「Wiiが悪い」「ようつべが悪い」とか言いすぎ。
俺に言わせれば、本当に良い物は違法手段で簡単に手に入る状況にあっても金を出す。
金を出したくなる物を作らないで文句だけ言ってんのをまず止めろと。
あと、カスラックしねよ


違法コピーは悪い事だと思うんで著作権について何らかの処置を取る事は悪い事じゃないとは思う。
ただ、もう少し着地点を考えてくれと。
まぁ、俺が言っても説得力ねぇってかwwwwwwwwwwwwww