らっきょ7章とディケイド

夏コミの時にもんげつさん+αの友人達と
ディケイド&シンケンジャーそして空の境界7章を見に行きました。


【ディケイド】
新ライダーのWの宣伝が酷すぎだったのが残念ですが、昭和のライダー達が暴れるのはテンションが上がりました。
あと、TVだと微妙な役所のディエンドがイケメンすぎて良かったです。
楽しみにしていたガクトの出番はほんのちょっとでした、もうちょっとアクションとかしてくれたら良かったな。
しかし、TVシリーズの最後はどうすんだろ・・・映画を見に行ってねでは終わらないだろうから、全然違う形で終わらす気なのかなぁ。
客は全体的に子供よりも大人が多かったんですが、俺の隣は小さな女の子とお母さんの二人連れで、
士が追い詰められたりすると
「ツカサ可哀想・・・」
「どうしてツカサはあんな風になっちゃったの・・・」
とかお母さんに話しててちょっと和みました。


【シンケン】
シンケンは時間も短かったし、まぁいつもの殿無双でした。
巨大化した敵がでかいチンコで襲い掛かってきたのは驚きました。
嘘のような本当の話・・・


3Dって奴で見たんですけど、とんでもなく目に負担がかかってはっきり言って辛かったです。
あれは子供だったら全然平気で俺が歳食ったからとか、そういう話なんでしょうか。
うーむ、他に時間が無かったから仕方ないけど普通に見たかったなぁ。


空の境界 第7章】
長かった劇場版もこれで終わり、とても寂しいですね。
最後まで超クオリティを維持してくれた製作陣には頭が下がります。
アニメーションはかっこいいアクションありデレ式ありで文句なし!
内容も2時間とがっつり使ったので忘却録音のように大幅なカットなどはありませんでした。
しかし、最後の雪の日のシーンはカットされてしまいました。
あれは劇場版ではカットの対象となる場合が多かった魔術師の到達点、
根源の渦の話に深く関わる話なんで、カットが妥当かなとは思います。
2章で雪の日に出会う二人のシーンを軽く差し込んでいたんで来るかなって思ったんですけどね。
ラストの雪の日を差し込むと説明不足な部分が浮き彫りになってしまうでしょうからねぇ。


原作を見ていない人はラストの幸せそうな二人の姿で満足でしょう。
ただ、やはり作品の最後というのはとても大切なシーンです。
らっきょの最後と言えば「あたりまえのように生きて、あたりまえのように死ぬのね」だと。
友達も多いし人望もある黒桐が普通すぎるために孤独であるという事。
普通に暮らし普通に生き、そして殺されそうになったとしても普通である事に拘った黒桐も特別、
言い換えれば異常であるという事、そんな黒桐が選んだ特別な存在が式であると言う事が語られる。
そんなラストがある事を知って欲しいものです。


そういうわけで全7章が終了しました。
とても楽しめました、自分の好きな作品がアニメ化されてここまで満足した事は今までありませんでした。
カットもしてるしアレンジをしてる部分もありますが、原作への畏敬の念が伺えてとても素晴らしい作品だったと思います。
後は未来福音がブルーレイ特典とかで収録されるんじゃねぇかとか怖がりながら7章のDVD発売を待つだけです。